SASは治療可能な病気です。

睡眠時無呼吸という病気は、主な症状として、いびき、日中の眠気、熟睡感がない為のうつ状態、夜間の頻尿、起床時の頭痛、集中力の 低下などがあげられます。また、この病気の40~70%の方が高血圧を併発し、通常の方に比べ生活習慣病になり易く、血液はドロドロ、循環も悪く、脳卒中、不整脈、狭心症・心筋梗塞、糖尿病、心不全などといった合併症で命を失う可能性が高くなります。確率的には、いびきがない人に比べ脳卒中は4倍、 狭心症・心筋梗塞は3倍、糖尿病は1.5倍と、かなり高い確率で発生しています。交通事故に関しては、健常人に比べて7倍事故を多く起こしており、本人や 家族または罪のない歩行者にまで、危害を加えてしまう可能性が非常に高くなってしまいます。 睡眠時無呼吸という病気は、上記のように怖い病気ですが、治療が確立していて必ず治療できる病気です。また、睡眠時無呼吸が原因で他の病気をひきおこしているケースなどでも、治療を開始したらそれぞれの病気も改善して薬を減らせた というケースもあります。日本には約300万人の患者さんがいると推測されていますが、実際治療されているのは10万人程度しかいません。ほとんどの方がこの病気のことを知らずに病気や事故にあってしまっているのが現実です。もし心当たりがある場合は、「たかがいびきで病院なんて…」と思わず、一度検査を受けられたらいかがでしょうか。